ホール効果測定によって有機半導体中の伝導特性を解明中

12Tクライオスタット

低温実験部屋にあるこの「12Tクライオスタット」には、12テスラの強磁場を発生する超伝導磁石と冷却用の液体ヘリウムが入っています。超伝導体は電気抵抗ゼロ。エネルギーを損失することなく強磁場を発生させ続けます。

この装置を用いて無機の半導体研究でおこなわれてきたのと同様、有機半導体のホール効果を測定し、その伝導メカニズムを調べることができます。このような手法で有機半導体の電子伝導機構の解明に取り組んでいるチームは、世界でもまだそれほど多くはありません。未知の領域が多いからこそ、開拓のやりがいも大きいと言えます。