デバイス物性チーム実験室風景


真空蒸着装置
これは有機半導体や金属などを加熱昇華させて基板の上に付着させ、半導体や電極の薄膜を作製する装置です。基板の手前に好きな形のシャドウマスクを置いておくことで、いろいろな形のデバイスを作ることが出来ます。

グローブボックス
竹谷研で扱う材料の中には、大気中の酸素や水と触れると化学反応を起こしたり劣化したりするものもあります。グローブボックスは窒素やアルゴンガス中で実験をするための装置で、2つの大きなグローブが特徴です。

実体顕微鏡
自分で作ったサンプルを実体顕微鏡や偏光顕微鏡、原子間力顕微鏡などで観察しています。左の実体顕微鏡は遠近感が分かるようになっているので、観察しながら配線などの細かな作業をすることもできます。

液体ヘリウムクライオスタット
液体ヘリウムや液体窒素を使って有機デバイスの温度特性を測ったり、超電導マグネットを使って強磁場下でのホール効果測定をしています。様々な測定手法を駆使することで、有機分子の中を電子がどのように流れているのかを明らかにします。